寒い時期におうちでスープカレーはいかがでしょうか?なかなか外出できない時期ですが、インターネットでお取り寄せできるスープカレーがいくつもあります。今回のこの記事ではおすすめのスープカレーを実際に取り寄せてレビュー・紹介します。
スープカレーとは?
スープカレーは、通常のルーのカレーとは異なりスプーンに乗せたご飯を、スープ状のカレーに浸して味わうスタイル。素揚げの野菜などが添えられていることが多く、見た目も華やかです。また、ルーカレーと違い小麦粉を使っていないグルテンフリー料理でもあるので、健康志向の方からの注目も高まっています。
スープカレーの発祥の地は北海道札幌市と言われており、札幌市にはスープカレーの有名店が多く揃っています。その数200店舗以上とか。スープカレーの発祥と言われている店では当初は薬膳カレーという名で提供されていましたが、今回お取り寄せしたうちの1店舗である「マジックスパイス」という札幌市の有名店がスープカレーと命名したと言われています。
【まとめ】スープカレーとルーカレーの違い
スープカレールーカレーソースさらさらとしたスープ状※小麦粉を使っていないとろみがかっている※小麦粉を使っているスパイスの量多め少なめ具材の調理方法後から入れたり、上に添えたりすることが多い野菜も肉も一緒に煮込まれている盛り付けご飯とは別の器に盛られているご飯の上にかけられている食べ方ご飯をスプーンに乗せて、スープ状のルーに浸しながら食べるルーとご飯を混ぜながら食べる
2000年頃からスープカレーは一大ブームに。札幌市でスープカレーを提供しているお店が東京をはじめ全国に展開したり、オリジナルのスープカレーを提供する店ができたりと全国的にスープカレーが広まっていきました。
冷凍とレトルトの違いは?
全国に広まったスープカレーですが、スープカレーと一口に言っても味わいは店ごとに異なり、それぞれ具材からスープの形状まで個性があります。そうなると、色々食べ比べてみたくなりますよね。
お取り寄せならそれが可能になり、北海道と九州のスープカレーを同時に味わうことができたりとなんとも贅沢な気分を味わうことができます。
スープカレーのお取り寄せを調べてみるとAmazonや楽天市場などのオンラインショッピングサイトでも多く扱われていますが、各店舗から直接取り寄せることもできます。その際、店舗から直接取り寄せられるものは冷凍での配送のものが多く、オンラインショッピングサイトではレトルトのものが多いようです。価格や配送料も違ってくるので、具体的に何が違うのかまとめてみました!
【まとめ】お取り寄せスープカレーの冷凍とレトルトの違い
冷凍レトルト特徴店舗で作られ、湯煎できるようなパッケージに詰められて発送工場で生産され、パウチされたものを発送味実店舗で提供しているものと同じ味わいを楽しむことができる。レトルトは味が似たようになりがちで、店舗ごとの個性が出にくいことも。具の多さ・比較的多い・冷凍の都合上具なしのものも⇒その際は別途自分で用意する必要がある・少なめ・具材の旨みは冷凍に劣ることがある賞味期限店舗によって異なるが比較的短い(3か月~半年)パウチでパックされているため比較的長い(1年程度)価格高め安め送料クール便を利用するため高い常温の通常配送のためクール便より安い
お店の味そのままのスープカレーを味わいたい場合には、冷凍をお取り寄せすることをおすすめします。ただ冷凍庫で場所をとりますので、日にち指定などを利用して冷凍庫の使用状況を考えながら取り寄せたほうがいいでしょう。その点レトルトは、常温で保管することができいつでも気軽に味わうことができるので、ストックしておけるのがメリットといえます。
今回お取り寄せしたスープカレーはこちら
【湯煎するだけで味わえる冷凍スープカレー(具材入り)】
①マジックスパイス(北海道)
②カリーヤ!コング(北海道)
③GARAKU(北海道)
④奥芝商店(北海道)
⑤Saihokまるごとチキンスープカレー(北海道)
⑥薩摩剛屋(鹿児島)
⑦ハンジロー(長野)
⑧麻布十番薬膳カレー新海(東京)
【ひと手間必要な冷凍スープカレー(スープのみ)】
⑨Suage(北海道)
【レトルトタイプ】
⑩第一北海丸(北海道)
⑪北海道産直グルメぼーの(北海道)
①マジックスパイス(北海道)
スープカレーの元祖とも呼ばれている札幌の人気店「マジックスパイス」はインドネシア風スープカレーと謳っており、他店とは一線を画するスープカレーが味わえると人気のお店です。札幌のみならず、東京・大阪・名古屋にも店舗があります。
お取り寄せ詳細
【1】チキン 1,100円(税込、送料別)
【2】医食同源スペシャルカレー 1,950円(税込、送料別) ★チキンまたはベジタブルから選択(価格は同じ)
※トッピング(モモ(ネパール餃子)やラムソーセージなど)やライスも注文することができます(有料)。
※大盛りも選べます(有料)。
※オーダー時に辛さが選べます!別途辛さごとに金額がかかります。
辛さレギュラーおこちゃまOKの辛くないタイプ覚醒(かくせい)マジスパ辛世界入門編(+70円)瞑想(めいそう)ちょいとピリ辛。脳細胞が目覚めます(+110円)悶絶(もんぜつ)涅槃宇宙の前の峠です(+150円)涅槃(ねはん)このあたりからマジスパ辛宇宙が展開(+220円)極楽(ごくらく)辛いは旨い…を実感するでしょう(+230円)天空(てんくう)固定概念既成概念吹っ飛んで…(+240円)虚空(こくう)どなたさまも虚空界に飛んでいただきます(+290円)虚空50タイの唐辛子ピッキーヌ50本の裏バージョン(+290円)虚空100ピッキーヌ100本分。超超上級者向け(+350円)虚空200ピッキーヌ200本分。別名「影山スペシャル」(+460円)
独特なネーミングが並んでいます。店頭ではさらに辛い1日限定5食のアクエリアスなるものもあるようです!
配送については、ホームページ上では何日とは明記されておらず、注文が集中しているため少々お時間をいただきます、という記載があるのみです。今回オーダーした際は注文してから3日後に発送されました。発送されると店舗からメールで連絡が来るので、安心です。
パッケージ
お店のロゴ入りの段ボール箱に入って、クール便で到着しました。
今回は「チキンカレー」、「医食同源SPカレー」に1つだけオプションでライスも一緒にお願いしました。梱包材にくるまれていたため、袋の破れなどはありませんでした。ただ、特に化粧箱などには入っておらず、贈答用というよりは自宅で楽しむのに適しているかなと思いました。
マジックスパイスの冷凍スープカレーは、札幌本店で調理されたものが送られてきます。各注文品に注文者(私)の名前が手書きで書かれています。ネットで注文すると自動的に届いたような気がしてしまいますが、実際には私の注文を受けて作ってくれた方がいるんだなと改めて感じることができて、ちょっと嬉しい気持ちになりました!
調理
冷凍スープカレーのお取り寄せの多くは、そのまま袋ごと湯煎して温める調理法だったので、マジックスパイスのお取り寄せスープカレーも同様だと思い込んでいましたが、こちらのスープカレーは解凍してから鍋に移して温めることが推奨されていました。
ライスは食べる直前に電子レンジで加熱しました。
スープカレーを翌日のランチにしようと、19時に冷蔵庫に入れて解凍を試みましたが、朝7時の段階でほとんど溶けていませんでした。そのため、朝7時から室温に置き11時ごろには解凍されていました。調理には解凍が必要なので、食べたいタイミングから逆算して解凍することをお忘れなく!
まずはチキンカレーから温めていきます。
袋を開けた瞬間に、スパイスのいい香り。まずは骨付きチキンを崩れないように鍋に入れ、その後野菜を取り出します。何種類はいっているんだろう?というくらい沢山の野菜が入っていました。野菜は全体的に薄く切られており、スープにしっかりと馴染んでいました。
次に医食同源SPカレー(ベジタブル)を温めていきます。
ベジタブルスタイルを選んだので、チキンを温めた時にもしや…医食同源SPカレーはこれより野菜が多いの?と思いましたが、予想を上回る倍ぐらいの量の野菜が入っていました。医食同源SPカレーの特徴の1つでもある、タモギダケやマイタケなどのキノコもどっさりと入っています。
具材チェック!
まずはチキンから。
どーんと大きな骨付きチキンがあり、しっかりと煮込まれた野菜たちがたっぷりと。野菜は種類が豊富で、飾り付けられるような大きなサイズではかぼちゃ、大根、インゲン、人参、ナス、ヤングコーン、それ以外はキャベツや白菜、玉ねぎ、もやし、しめじなどが入っていました。大きなサイズの野菜はびっくりするほど薄くスライスされていて、くったりとしていましたスープがしっかりとしみ込んでいるように見えました。
あと原材料について明記がないので、おそらくですが、そうめんも入っていました。見ただけではなにかわからず、びっくりしました。店舗で実際に出しているメニューを見ると、白い麺類を揚げたものがトッピングされているので、お取り寄せだと煮込まれているのかなと思いました。
次に医食同源SPカレー(ベジタブルスタイル)を。
ベジタブルは、野菜だけですごいボリューム。それに加え医食同源カレーとして特別にトッピングされているタモギダケ(ホームページの写真は生の状態なので黄色かったですが、煮込まれると普通のキノコ色になっていました)、マイタケ、ブロッコリーでさらにボリュームがアップします。
さらに、医食同源らしいトッピングもついていました。
黒にんにくと、麻の実です。あまり口にすることがない食材なので、あとでスープカレーに添えて実食するのが楽しみ!体によさそう!
いざ!実食!
まずはチキンからお皿に盛り付けて、いただきまーす。
今回チキンカレーは、涅槃(ねはん)というマジスパの辛世界へ足を踏み入れられるという辛さをチョイス。スープだけ味わうと、辛さの前に圧倒的なコクのある鶏の味わいが口いっぱいに広がります。それを後押しするようにスパイスの風味、さらには辛味と広がっていきます。美味しい!
スープはとてもさらっとしています。そして、たっぷりとスパイスが浮いています。辛味につながりそうな赤いものもちらほらと。辛いものがそれなりに好きな自分が、スープそのままで味わうならちょうどいいなど感じました。ライスと合わせたことを考えると、今回の涅槃より一段階辛い極楽でもよかったかな、と思いました。ずっと食べ続けられ、ほどよく汗がにじむそんな辛さでした。
野菜だけでなく骨付きチキンもしっかりと煮込まれており、スプーンをちょっと当てただけでほろほろっと崩れるほど。チキン自体もしっとりとしており、さらっとしたスープの中に崩して浸しながら食べましたが、とても美味しかったです。
マジックスパイスでは、スープカレーと合わせてライスもお取り寄せすることができました。今回色々なスープカレーをお取り寄せしていますが、ライスまでお取り寄せできたのは、マジックスパイスだけでした。
色味が綺麗なターメリックライスは普通盛りでしたが軽く丼ぶり1杯くらいある量でした。トッピングたっぷりのスープカレーと合わせて食べる量としては、男性だとちょうどいいかもしれませんが、女性や小食の方だと少し多いかも…?
次に医食同源SPカレーを盛り付けて、いただきまーす。
チキンと同じ大きさのお皿に盛りつけましたが、野菜だけとは思えぬボリュームでした。普段野菜不足を感じている人に、強くお勧めしたい一品です。
医食同源SPカレーは、瞑想(めいそう)というちょっとピリ辛の表示の辛さでオーダーしました。チキンは瞑想より2段階辛い涅槃をチョイスし、もう一段階辛い極楽でもいいかなと思っていましたが、医食同源SPカレーは鶏の旨みだけでなく野菜の甘みがより濃くでていたので、辛さを控えておいて正解でした。
さらりとしたスープはおなじですが、涅槃と比べて瞑想のほうがスパイスが明らかに少なかったです。さらにトッピングの黒にんにくはねっとりと甘く、匂いは気になりませんでした。また、麻の実については胡麻ほど香りは強くないですが、噛むと香ばしい香りがしていいアクセントになっていました。全体的にとてもまとまった味わいで、ボリューム満点でしたが完食!爽やかに汗をかき、たっぷりの野菜と程よいスパイスでデトックスできたような気がします。
おすすめポイント
スープカレーの元祖と言われているマジックスパイスのスープカレーは、そのままごくごくと飲みたくなるような美味しいスープがベースなので飽きずに最後まで食べることができます。様々な野菜が使われており、複雑な味わいになっているのもポイントでした。日々の疲れた体が喜ぶような滋味深い味わいのスープカレーはとても美味しく、機会があれば是非お店でも味わってみたいです!
参考:商品サイト
②カリーヤ!コング(北海道)
食べログで北海道札幌市のスープカレーランキングで1位(2021年8月現在)になっている、カリーヤ!コングは、常に行列の絶えない人気のお店です。15時までと昼間のみの営業で売り切れ御免となっており、営業時間内に訪れても確実に食べることができるわけではないようです。
スープカレーに北海道の食材にこだわって使用しており、「食材の良さを出し切り、時間と手間暇をかけているから出せる味」と店主の方が自ら太鼓判を押しているスープカレーを味わうことができます。
お取り寄せ詳細
ハンバーグの冷凍スープカレー 1人前 1,800円(税込、送料別)
※着払いのみ。事前に送料と合わせて金額をメールでお知らせしてくれます。
※オーダー時に辛さを選ぶことができます(無料)
※メールで発注。ホームページある必要項目をメールに記載して注文します。
配送については、PM3:00以降のご注文確認は翌日の朝の確認となりますが、店舗で確認次第メールでの返信があり、配送予定日がわかります。さらに発送すると別途メールでお知らせがくるので安心です。実際には注文してから3日後に手元に届きました。
パッケージ
クール便で到着し、開封してみると丁寧に梱包材にくるまれていました。
中にはカチコチの凍った状態のスープカレーのパックが。うっすら、ハンバーグやナスが確認できます。ずっしりと重くて、これはボリュームがありそう。
他には、辛味調整用のカイエンペッパーと、原材料やお店のこだわりが書かれた紙が入っていました。湯煎の際の注意書きや目安時間も記載されているのでわかりやすかったです。
調理
調理方法は15分湯煎するだけ。一袋に野菜もハンバーグもカレーも一緒に入っているので、出来上がり時間をきにすることなくとてもお手軽です。
用意しておいたお湯の量が多すぎて、ボリューム満点のスープカレーのパッケージを入れて沸騰してきたらお湯が溢れてしまいました。湯煎の際には、スープカレーの袋がしっかりと収まり、水面から鍋のふちまで5センチほど余裕がある大き目のお鍋がよさそうです。
湯煎して10分ほど経つとスープカレーが溶けてきて、中の具が見えてきます。入っている野菜はどれも大きくて食べ応えがありそう!期待が膨らみます。
具材チェック!
今回取り寄せたのはハンバーグカレには大きなボリュームあるハンバーグが入っていました。一緒に入っている野菜はナス、しめじ、インゲン、人参、パプリカ、ピーマン、ブロッコリー。一緒に煮込まれ冷凍されていたのに、煮崩れすることなく、色もとても綺麗でした。他の店舗のお取り寄せのスープカレーの中で断トツに野菜の状態がよく、綺麗に盛り付けることができました。
いざ!実食!
お皿に盛り付けて、いただきまーす。
スープ部分はお取り寄せの注文時に好みの辛さでオーダーすることができます。初めて食するので、お店のおすすめの辛さの中で一番辛くない「8・程よい辛さ、おすすめはここから(耳かき六杯分) 」でお願いしました。まず、スープだけ味わってみると野菜の旨みと甘みをたっぷり感じる味わい。北海道産の素材にこだわり塩だけで調味したスープを使用しているとの説明が書かれていましたが、まさに素材の味がまるごと溶け込んでいるスープカレーです。
スパイスの香りがしっかりするのですが、辛味は強くなくとても食べやすい味わい。辛いものが好きなので、まずはそのまま食べて辛味が物足りなかったら付属のカイエンペッパ―で辛味を足そうと思っていましたが、そのままでの美味しさに感動して「8・程よい辛さ、おすすめはここから(耳かき六杯分) 」の味付けのままいただきました。
スープ部分はとてもさらっとしていて、イメージするスープカレーそのものです。 ご飯との相性ももちろん抜群なのですが、スープがとにかく美味しく飲み干したいほどでした。
ボリューミーなハンバーグも北海道産の豚ひき肉が使われており、とても柔らかかったです。ハンバーグにもカレーの風味がしっかりしみ込んでいて、食べ応えがありました。野菜類も、見た目も綺麗さだけでなく食感がしっかりと残っており、お店で食べるのと同じ味わいで楽しめているのではないかなと思えるほどでした。
おすすめポイント
野菜の旨みと甘みがたっぷりのスープカレーは、辛味の調整幅も広く、お子さんから年配の方まで美味しく味わえること間違いなし!そして全部が1つのパッケージに入っており、一気に湯煎することができ手軽なのも嬉しいポイント。
送付されてくるパッケージは質素なので、贈答用というより自宅用ですが、仲のいい友人などにはパッケージは質素ですが本当に美味しいので食べてみて!と私なら贈答用にも利用したくなるような極上の味わいが楽しめるスープカレーでした。
参考:商品サイト
③GARAKU(北海道)
和風だしの効いたスープカレーという独特のジャンルを築いている、北海道に3店舗、東京に2店舗、さらには海外進出をしておりタイにも店舗を構えるスープカレー店です。他店とは違うスープカレーにファンが多いと評判です。
お取り寄せ詳細
やわらかチキンレッグと野菜のスープカレー1,500円(税込、送料別)
※今回は店舗で出している内容をそのままパッケージにしているセットメニューから購入しましたが、自分の好みの好みのメイン、スープ、トッピングなどが選べる完全オーダースタイルでの注文もできます。
配送については、ご注文の7日後~30日以内のご指定の日にお届け、指定しない場合は通常7営業日以内に発送と明記されています。配送日を指定せずに今回購入しましたが、注文から2日後には発送されました。
パッケージ
ロゴがスタンプされた段ボールに入れられて、クール便で到着しました。
しっかりと梱包材に包まれており、他のメニューや作り方の書かれたチラシが一緒に入っていました。
お取り寄せ冷凍カレーを#家GARAKUと総称して呼んでおり、そのロゴが貼られています。すべて透明の袋でパックされているため具材が一目瞭然で綺麗です。シンプルなパッケージですが、贈答用としても問題ないと思います。
地味に嬉しいのがパッケージの多くがマジックカットになっているところ。切り口がついてるものは多くありますが、真空の状態によっては切り口部分だと具材が落ちそうなこともあり、どこからでも切れるのは地味に便利でした。
調理
今回のやわらかチキンレッグと野菜のスープカレーセット内容はこちら。スープ、チキンレッグ、野菜2種、追加のスパイス等がそれぞれわかれていました。
手軽な湯煎のみでの作り方を確認すると、スープ、チキンレッグ、野菜を湯煎し、スープカレーを器にいれたらそこに追加のスパイス等を入れて混ぜるようにと書かれていました。
追加のスパイス等は左から、香味油、GARAKUスパイス、辛味スパイスの3種類。なんとなく手軽な使い方で紹介されているように、温めたスープカレーに皿の上でオイルやスパイスを直接足すのは味が馴染まないような気がしたので、さらに美味しく調理、というレシピに従って調理することにしました(結構手間だったので悩みましたが、せっかくなら美味しく食べたい!という食いしん坊心が勝ちました(笑))。
まずは具材を湯煎します。その後カレーも湯煎しました。
基本野菜については、油で焼き目がつくまで焼くか、素揚げをすることが推奨されていたので、手間ついでに素揚げしてみました。冷凍されていたものを湯煎し、袋を開けて揚げましたがひどくはねたりすることはありませんでした。
こんがり。大きめに切られており、見栄えもいい感じです。
もう1つの煮込み野菜とチキンレッグはそのままでOKとのことなので、カレーの調理へ。まずは香味油をフライパンに入れて、そこにスープカレーを注ぐと書かれています。香味油の封を切るとなんとも香ばしい香りがします。
ほんのり色づいた燻製のような香りのオイルでした。鍋に入れ温まったところに、スープカレーを注ぎます。
オイルが沸いてふつふつとしてきました。そして出汁の香がすごい!
GARAKUスパイスを全量入れていきます。カレーのスパイスにしては珍しい香りがします。ホームページでも紹介されている植物系のスパイスでしょうか。スープカレーに混ぜ合わせていくと、より複雑な香りに。
辛味スパイスを入れる前に一口味わってみましたが、圧倒的な出汁の味わい。例えるなら、お蕎麦屋さんのカレーのようです。あまり辛すぎるとこの旨みがたたないような気がしたので、中辛程度と案内されていた袋の4分の1ほどの量を入れました。
具材チェック!
チキンは見ての通りなので、野菜トッピングをチェックしていきます。先ほど素揚げにした野菜はジャガイモ、ヤングコーン、人参、パプリカ、レンコンです。珍しかったのが煮込み野菜のキクラゲ。初めてカレーに入れたかもしれません。他にはキャベツやホウレンソウも。
いざ!実食!
すべてお皿に盛り付けて、いただきまーす。
まずはスープカレーから。先ほどの辛味を入れる前に味わった通り、鰹出汁の味わいが押し寄せてきます。その後に程よい辛味が。カレーを食べているのにカレーの風味より鰹出汁を感じるので不思議な感覚です。少し粘度があるスープカレーに仕上がっています。
気になっていたボリューミーなチキンですが、こちらは煮込まれておらず炙られた状態のものなのですが少しパサつきも感じるし、正直鰹出汁のスープカレーとはしっくりきませんでした。もしかすると、スパイス等を追加してカレーを調理する際に骨から外して一緒に煮込んだからもう少し馴染んだのかもしれません。
スープ部分が野菜やご飯との相性はよかったのですが、チキンとの相性がいまひとつでちょっと残念でした。店舗で味わえばもう少し違うのだろうなと思いました。
おすすめポイント
パッケージも綺麗ですし、人気のお店なので贈答用にもぴったりです。少し調理に手間がかかるので、料理好きの方におすすめのお取り寄せといえます。ただ、個人的な感想ではありますが、煮込まれていないお肉と出汁の効いたスープカレーの相性はあまりよくないように感じたので、今度はチキンカレーの際はほぐして煮込むか、やさい15品目大地の恵みスープカレーを味わってみたいと思いました。
参考:商品サイト
④奥芝商店(北海道)
北海道で数店舗を経営している奥芝商店は、濃厚な海老出汁をベースとしたスープカレーを味わうことができます。その濃厚な味わいはファンが多く、店舗もいつも行列ができており、お取り寄せサイトも時期によっては数か月待ちということもある人気店です。
お取り寄せ詳細
ほどけるくちどけ!トロトロ豚角煮スープカレー【600g×2個/2~4人前入り】3,380円(税込、送料無料)
※同一商品の注文は2個までとなっています。
配送については、商品によって様々です。2021年8月現在では待ち時間も1か月ほどかかるものも多くあります。今回のトロトロ豚角煮スープカレーも1か月待ちになっており、すぐに食べたい際のお取り寄せには向きません。
パッケージ
ロゴがプリントされ、上面には手紙のようなお店からのメッセージが添えられています。クール便で届きました。
中にはカレーがぎっしりつまったパックが2つ入っています。1袋2人前となっており、1パックは600gありました。ずっしり。
調理
かなり大きめのパックになっているので、大きめの鍋を用意して湯煎するようにしましょう。
中の具材がかなり大きいのでお店のおすすめする20分の湯煎だと少し凍っている部分もありました。火を止めてから、少し長めにお湯の中に置いておいた方がいいかもしれません。あとは触ってみて(火傷に注意)解凍されているのを確認してから、封を切ることをおすすめします。
時間に余裕がある場合は、冷蔵庫や室温で解凍した後に鍋に移して調理してもいいかもしれません。鍋に移して料理する方法は同梱のチラシにも記載されていました。
いざ!実食!
湯煎してお皿に盛り付けて、いただきまーす。
まずは、スープ部分を一口。
うわ!海老!
海老出汁の濃厚な味わいが、口いっぱいに広がります。他店のスープカレーとは全然違い、ジャンルは違いますがまるでラーメンのスープのような味わいです。
メインの具材である角煮は煮崩れなどしておらず綺麗な状態でしたが、角煮自体がかなり硬く、ネーミングのトロトロ豚角煮には程遠い印象でした。角煮以外に関しては、スープカレーには珍しいごぼうが入っていたり、しっかりと煮込まれたキャベツなどの野菜もたっぷり入っていて満足感がありました。
色味に欠けていたので、自宅にあった野菜を少しトッピングしてみました。ブロッコリーやパプリカなどスープカレーに定番の野菜は、海老の旨みたっぷりのスープカレーとも相性は抜群でした。自分で食べる際ももちろんですが、来客時のおもてなしランチの際などにも少しの野菜をトッピングするだけで、びっくりするほど華やかになるのでおすすめです。
おすすめポイント
濃厚な海老の旨みをたっぷりと感じることができるので、海鮮好きな方におすすめしたいスープカレーです。一般的に言われるスープカレーとは異なる味わいなので、一度は味わってみるとスープカレーの幅が広がるかもしれませんね。メインの具材や野菜もたっぷりでボリュームがあり、食べ応えも抜群です。
参考:商品ページ
⑤Saihokまるごとチキンスープカレー(北海道)
Saihokは、北海道の美味しいものを海鮮や肉などの素材から加工品やスイーツまで取り扱っている「最北の海鮮市場」を謳っている通販サイトです。ページには北海道グルメが盛りだくさんです。
お取り寄せ詳細
Saihok「まるごとチキン」スープカレー450g 580円(税込、送料別)
配送については、在庫があればすぐに発送されます。配送日指定などもできるので、利用日に合わせてお取り寄せもできるので便利です。
パッケージ
Saihokのロゴの入ったテープで梱包されて、クール便で届きました。
黄色いパッケージがかわいらしく、商品の内容がダイレクトに伝わってくるネーミングです。
調理
そのまま湯煎をするだけ!冷凍のままだと15分程度の湯煎が必要ですが、あらかじめ解凍をしておけば短時間で解凍することができ、すぐに食べることができます。
いざ!実食!
お皿に盛り付けて、いただきまーす。
特に色どりになるような野菜ははいっておらず、骨付きチキンとジャガイモのみというシンプルな構成。スープはさっぱりとしており、スパイスは控えめでした。鶏の旨みを感じるスープがメインのイメージで、カレーというよりカレー風味のスープといった感じ。
チキンはスプーンで簡単にほぐすことができるほど、しっかりと煮込まれておりスープカレーと合わせて食べることができました。ジャガイモもほくほくとしており、◎。ただ、やはりシンプルすぎる構成なので、次回はサイトでもおすすめしているように別途野菜を準備しようと思いました。
おすすめポイント
なんといっても骨付きチキンが丸ごと入っているのに、580円という低価格であることです。まとめて購入することもできるので家にストックしておくと便利かもしれません。また、今回ノーマルタイプを購入しましたが、袋が赤い辛口タイプもあるので食べ比べてみるのも楽しそうです。
参考:商品サイト
⑥薩摩剛屋(鹿児島)
薩摩剛屋は鹿児島県内には4店舗、熊本県に1店舗を構える南国スープカレーの専門店です。手間暇をかけてつくられたスープをベースとして、研究を重ねたスパイスを加えた極上の味わいが楽しめます。
お取り寄せ詳細
剛家の南国スープカレー「人気ランキング3食入セット」3,300円(税込、送料別)
配送については、入金確認後土日祝を除く営業日に発送となっており、今回は注文から2日後に発送されました。
パッケージ
オリジナルの段ボールに入って、クール便で到着しました。日本地図が描かれており、南国・鹿児島からやってきたことがよくわかります。
今回薩摩剛屋で人気のスープカレーランキング上位の3種類が入ったカレーのセットを頼みましたが、カレーが1袋ずつ丁寧に梱包されています。贈答用に送る際にも、ここまで丁寧に梱包されていると安心ですね。
人気ランキング1位の「やわらかチキン」、2位の「やわらかポーク」、3位の「とろとろ豚なん骨」がそれぞれラベルにわかりやすく表示されていました。ラベルも温かみがあるイラストでかわいらしいです。野菜トッピングがセットになっているものを選んだので、真空パックになっている野菜もカレーごとにセットになっていました。
薩摩剛屋では、レトルトでの販売も試みられたようなのですが、レトルトだとそのパウチ特有のパッケージの匂いで薩摩剛屋自慢のスープの旨みやスパイスの香りがとんでしまうとのことで、真空冷凍にこだわって製造されています。
調理
説明書きを確認すると事前にスープカレーを盛り付ける器を電子レンジ等で温めながら、湯煎スープカレーを温めるようにと書かれています。
まずは1番人気のチキンから調理していきます。これで1セット。辛味追加用のパウダーも入っています。辛さの目安になる分量も記載されており、まずはそのまま一口味わってその後に辛味を追加してきたいと思います。
湯煎時間は野菜は8分、スープカレーは10分とのことなのでぐつぐつと湯煎していきます。野菜については、湯煎せず素揚げをするとより美味しく食べれますとおすすめしてくれていますが、今回は楽をして湯煎で。
でも、段ボールを開けた際に書かれていたこのメモを見逃すことはできず…
湯煎後鍋に入れて煮詰めていきます。
チキンの周りに泡が出るようにるくらい、温まってきました。
スープカレーをそのまま味わってみると全くと言っていいほど辛味はありませんでした。そこで辛味調整スパイスを初心者におすすめの5番を目指して袋の4分の1ほどを投入。
よく混ぜて煮詰めていきます。
2位の「やわらかポーク」(角煮)、3位の「とろとろ豚なん骨」 も同様に仕上げていきます。少し手間ではありますが、湯煎後に煮詰めていく工程を入れることを強くおすすめします。湯煎だけでも野菜の甘みなどスープそのものの美味しさは感じることができるのですが、煮詰めることによってスパイスの香りが格段によくなり風味が増してさらに美味しくなります!
具材チェック!
真空されて添えられていた野菜たちです。人参、かぼちゃ、ジャガイモ、おくら、レンコン、ヤングコーン、コーンと色合いがとても綺麗でした。スープカレーとの相性が抜群の野菜が揃っています。
蒸しあげてあるのか、野菜自体がしっかりとした状態で入っており、盛り付けもしやすかったです。
いざ!実食!
まずは人気1位の「やわらかチキン」から野菜と一緒にお皿に盛り付けて、いただきまーす。
ごろっと大きいチキンの添わせるように野菜たちを盛り付けてみました。さらっとしたスープは野菜の甘みがすごい!きっちりと効いているスパイスにも負けない味わいです。辛味調整スパイスで辛さを足したことで、より好みの味わいになりました。
真空パックされていた野菜たちは確かに素揚げにした方が美味しそうでしたが、湯煎で温めただけで野菜が美味しく味わえたことに驚きました。地味に少量ずつ数種類の野菜を準備するのは手間なので、このセットはとても便利!
カレーの旨みもたっぷりと含んでいる骨付きチキンは、スプーンでつつくとほろほろと。
チキンはとてもやわらかくて、お子さんから年配の方も美味しく味わえること間違いなしです。
スプーンにご飯を乗せてスープカレーに浸してみると、スープがさらっとしているのでご飯を通過していきます。口に運ぶとご飯より先にカレーが口いっぱいに広がり、スパイスの香りを楽しむことができます。具材が大きくボリュームがあるのでかなりお腹がいっぱいになりました。
次に人気2位の「やわらかポーク」を盛り付けて、いただきまーす。
大きな豚の角煮が3つも入っていました!ボリューミー。角煮はとても柔らかく脂の部分はとけるほどで、味付けは甘めに仕上がっていました。脂身が多いですが、しつこさはなく旨みになっていました。
角煮の甘みがスープに染みだしており、豚の脂の甘みと角煮の味の甘みがスパイスと合わさって絶妙。辛味については、チキンと同様に5番の辛さにしたのですが、角煮の甘みが入っていることもう少し辛くてもいかなと思いました。辛いのが好きな方は、やわらかポークの辛味を調整する際には少し辛めにしてもいいかもしれません。
最後に人気3位の「とろとろ豚なん骨」を盛り付けて、いただきまーす。
豚なん骨は、大きな塊が2個入っていました。
角煮以上にとろとろで、口に入れるととろけていくようでした。角煮ほど甘くなく、スープにとてもよくなじんでいました。スープカレーの具材としてあまり見かけない豚なん骨ですが、是非多くのお店で採用して欲しいと思うほど美味しかったです。
おすすめポイント
札幌が発祥のスープカレーが、南国の鹿児島でこんなに美味しくなって提供されていることに驚きました。体に優しい味わいのスープカレーは、カレー好きな方はもちろん、健康面に気を使われている方への贈答品にもぴったりです。自宅用には野菜が付属していないスープカレーだけのセットもあるので、自分で野菜を用意できるという方にはお手頃価格でおすすめです。
⑦ハンジロー(長野)
ハンジローは、長野県安曇野市にある緑に囲まれた壮大な景色の中でスープカレーを味わうことができる人気店。スープを作る際には安曇野の美味しい天然水が使われていたり、化学調味料等は使用しないなど、こだわり抜いたスープカレーを味わうことができます。
お取り寄せ詳細
骨付きチキンのスープカレー 1,200円(税込、送料別)
シーフードスープカレー 1,350円(税込、送料別)
※辛さの調整が可能です1~30辛までオーダーできます。辛さの調整について伝えないと自動的に1辛で届きます。
配送については、注文後、翌火曜日に調理し金曜日に発送とのことなので、注文した曜日によって到着までの期間はことなりますが、おおよそ週末に受け取ることができます。
パッケージ
緩衝材にくるまれた状態で、クール便で到着しました。一緒に美味しいスープカレーの作り方という説明書きも同封されていました。
カレーにはそれぞれ手書きで商品名が書かれていました。数字はオーダー時にお願いした辛さです。
調理
同封されていた説明書きに、袋のまま沸騰したお湯に7~15分入れるとの記載があったので、まずは骨付きチキンのスープカレーを冷凍のまま湯煎していきます。
かなり厚みがあったので、途中で上下をひっくりかえしながら15分ほど湯煎していきました。カレーが溶けていたので、安心して開封してみると…まだ中の野菜やチキンは冷たいままでした…
その後ホームページを見返していると、冷凍スープカレーの美味しい食べ方という調理方法紹介のページには解凍してから湯煎との記載が。失敗!
そこで、再度お鍋に戻して温めなおしました。
その反省を踏まえて、シーフードのスープカレーは解凍してから湯煎しました。
記載通り15分の湯煎でしっかりと具材まで温まっていました。
具材チェック!
まずは骨付きチキンのスープカレーから。
チキンがとにかく大きかったです。今回お取り寄せしたどのお店よりもチキンのボリュームがありました。野菜は、パプリカ、ブロッコリー、インゲンが入っていました。
シーフードのスープカレーはこれまた豪華な具材でした。
有頭海老、ホタテ貝、ムール貝、イカ、アサリなどのシーフードと、ブロッコリー、インゲン、パプリカなどの野菜が入っていました。
いざ!実食!
温めなおした骨付きチキンのスープカレーをお皿に盛り付けて、いただきまーす!
茹で卵トッピングが推奨されていたので、茹で卵だけ別に準備しました。
骨付きチキンのスープカレーは、2辛の中辛タイプでお願いしました。まずはスパイシーな香り漂うスープを一口味わうと、野菜の旨みと鶏の旨みととにかく旨みの大洪水が押し寄せてきます。食べた後にハンジローのスープは安曇野の天然水で仕込まれていることを知りましたが、旨みたっぷりのスープがすっきりとした味わいに仕上がっているのは美味しいお水のおかげかもしれないと思いました
とろりとしたスープで、ご飯とよく絡みます。さらっと系のスープカレーよりはルーカレーに近いですが、ルーカレーのようなもったりした感じがなく新しい味わいでした。チキンは綺麗に骨から外れて、カレーの中でほろほろと崩れていきます。他にも骨付きチキンのスープカレーを食べましたが、ハンジローのチキンが肉自体がとても美味しく、カレーに負けないほどの鶏肉の味がしっかりと感じられました。素材へのこだわりがここにもしっかりと表れていました。
おすすめの卵トッピングはスパイシーなカレーの箸休めにぴったりでした。野菜も食感がしっかりと残っており、美味しく味わうことができました。
解凍しておいて上手く湯煎で温められたシーフードのスープカレーをお皿に盛り付けて、いただきまーす!
盛り付けていてにやにやしてしまうほど、豪華な具材でとっても華やかな一皿になりました。スープだけを味わうとチキンとは全く違うシーフードの旨みがたっぷり。それぞれのシーフードの旨みがしっかりと合わさって、深みのある味わいになっていました。
シーフードカレーは、辛党の人におすすめとの記載の4辛でオーダーしていましたが、シーフードの旨みが引き立って大正解でした。美味しすぎてお腹がいっぱいなのに、スプーンがとまりません。とにかく美味しいの一言。これはまたお取り寄せして食べたい!
おすすめポイント
とにかくスープカレーそのものが美味しく、味わい深いです。今回お取り寄せした具材2種類だと、断然シーフードが美味しかったですが、チキンのスープカレーと考えるとハンジローのチキンカレーが今回お取り寄せした中で1位2位を争う美味しさでした。まさか長野県のスープカレー店でこれほど美味しいスープカレーが味わえるとは!ただ、梱包は贈答用には少し寂しいので自宅用でのお取り寄せがおすすめです。
参考:商品ページ
⑧麻布十番薬膳カレー新海(東京)
体を整える本格スパイスカレーを掲げる麻布十番薬膳カレー新海は、東京に3店舗を構える薬膳カレーのお店です。小麦粉を使わないグルテンフリーカレーを提供したり、こだわりのスパイスやハーブは17種類以上使うなど身体に優しいカレーを提供することにこだわっています。
お取り寄せ詳細
スリランカ風薬膳スープカレー(2食分) 1,620円(税込、送料別)
配送については、注文日より原則1週間以内に配送と明記されていますが、今回は注文翌日には発送されました。
パッケージ
保冷バッグに入って、クール便で到着しました。
開封すると中には、そのまま温めることができる容器に入ったカレーが入っています。自宅でのランチにもピッタリのサイズです。
調理
フタにぺたりと貼られていたシールに作り方が記載されています。自然解凍し鍋で温めるか、電子レンジを利用して温めるか選ぶことができます。今回は電子レンジで温めます。
電子レンジで温める際は、フタを外すとのことなのでフタを外してみます。
カレーが霜柱のように凍っています。冷凍されているので、この状態では何も香りはしませんでしたが、電子レンジで温めていくとスパイシーないい香りがしてきます。
いざ!実食!
500Wで3分30秒温めました。特に温まり方にムラなどなく、器もかわいらしいのでそのまま食べてもいいかもしれません。
でも今回はせっかくなのでお皿に盛り付けて、いただきまーす!
ランチにちょうどいいサイズでした。電子レンジで温めているときからスパイシーないい香りがしていましたが、盛り付けるとさらにいい香りが。食欲が刺激されます。20種類以上のスパイスが使われているとのことで、カレーの中にもたっぷりとスパイスが浮いています。味わいはココナッツミルクの風味と甘みの中に、スパイシーさが引き立っていてご飯が進みます。
具材は小ぶりなチキンが数個入っていました。カレーとは少し違う味わいだと思ったら、特製ダレに一晩漬けてグリルしたものが使われているとのことで、小さいながらも存在感があり。心地よい汗をかくスパイシーさで、辛さというよりは旨みを強く感じました。
スープはとてもさらっとしていて、ご飯と一緒に口に運ぶと香りと旨みが口いっぱいに広がります。
おすすめポイント
電子レンジで簡単に温められ容器もかわいらしいのでそのまま味わうこともでき、リモートワークランチに気軽に味わうことができます。体に優しいスパイスやハーブなどがたっぷり入っており、体に気を使う健康志向の方にもおすすめです。
参考:商品サイト
⑨Suage(北海道)
Suageは北海道を中心に、東京の渋谷と丸の内、池袋に店舗を構えるスープカレー専門店です。ブイヨンをベースにしたコクのある味わいと大ぶりのトッピングが人気で、激戦区札幌市でもいつも行列が絶えない人気店です。
お取り寄せ詳細
Suage の冷凍すあげスープ1パック(2人前)入り 900円(税込、送料別)
配送については、注文を受けてから製造するとのことで注文から3~5日程度で発送されます。
パッケージ
シンプルな保冷袋のパッケージに入って、クール便で到着しました。
開封するとスープカレーと特製辛味スパイスが入っていました。
見ての通り、今回お取り寄せしたSuageのスープカレーはスープカレーのスープのみで具材は一切入っていません。そのため、スープカレーを味わうためには、自分で必要に応じて具材を用意する必要があります。
調理
同梱されていた作り方を参考に調理していきます。今回お取り寄せしたのはスープのみなので、野菜やお肉などを少し煮込みたいということであれば事前に準備が必要です。スープカレーを解凍しておいたほうが調理しやすいので、前日から冷蔵庫に移しておくといいでしょう。
解凍したスープカレーを鍋に移し、お好みの具材を入れて少し煮込んでできあがりです。納豆やチーズなどおすすめの具材などが色々と紹介されていますが、今回は肉類は用意せず、揚げ野菜のみ準備しました。
いざ!実食!
スープカレーをお皿に移し揚げ野菜を添えて、いただきまーす。
まずは、特製辛味スパイスは使わずにそのままで味わってみます。しっかりとした酸味とスパイス感はありますが、辛味はまったくありません。
スープ自体はとても澄んでいて、黒いスパイスが沢山浮かんでいます。いい香り。
透き通るようなスープは、さらっとしています。スプーンに乗せたご飯をつけながら食べるスープカレーらしいスタイルでで味わうと、スープカレーの美味しさをより感じることができました。
そのままでも美味しいのですがやはり辛味が欲しいので、一緒に同封されていた特製辛味スパイスを説明を参考に足していきます。少しずつまぜながら好みの味わいになるまで加えます。
辛味を加えると、スパイス感が増し、酸味のあるスープのさっぱり感をより強く感じることができました。辛いものが嫌いでなければ、辛味を加えて味わうのがスパイス感もあがりおすすめです。
おすすめポイント
スープカレーのスープ部分のみなので野菜を用意し調理するのが少し面倒ですが、お店の味を自宅で楽しめることができるのでとても便利です。ただ、やはり野菜を一緒に煮込んだりしている店舗の味には追いつかない部分もあるので、具材を工夫してオリジナルの味わいを目指してみるのもおすすめです。
参考:商品サイト
⑩第一北海丸(北海道)
「第一北海丸」は、楽天市場で運営している北海道のお取り寄せグルメを総合的に取り扱っているECサイトです。北海道の美味しいものがずらーっと並んでおり、魅力的な商品が沢山そろっています。
お取り寄せ詳細
ごろごろ具だくさん札幌極みスープカレー2食セット 1,200円(税込、送料込み) ※レトルト
発送については、1~3日以内に発送と明記されています。
パッケージ
レトルト商品なので、簡易包装されて常温で配送されてきました。茶封筒での配送だったので、贈答用には避けたほうがよさそうです。
調理
湯煎で5分または、耐熱容器に移し替えて電子レンジ(500W)で2~3分で温めることができます。手軽に調理することができて便利です。
いざ!実食!
まずはごろごろ豚角煮のスープカレーを盛り付けて、いただきまーす。
その名の通り、角煮がごろごろはいっています。他には角切りの人参やジャガイモも。煮崩れておらず、きちんと形が残っています。
容量は300gとありますが、スープの量についても物足りなさはなく、ご飯をしっかりと食べれる量が入っています。
メインの角煮を味わってみます。少し硬めですが、肉感はあり食べ応えは充分です。別途にトッピングをしなくても人参やジャガイモがごろっと入っているので物足りなさは感じませんでした。スープ自体に角煮の味が溶け込んでいるのか、少し甘めに感じました。
事前に野菜のトッピングも用意していたので、合わせて味わってみます。見た目はとろみがありそうにみえますが、スープカレーらしくさらっとしています。油感もあるスープはスパイスをしっかり感じることができ、トッピング野菜との相性も抜群でした。
次にやわらかチキンのスープカレーを盛り付けて、いただきまーす。
スープは濃厚な味わいで、スパイスもしっかりと効いています。野菜の旨みを感じることができるスープで、先ほどのごろごろ豚角煮のスープカレーよりも味わいが濃厚に感じました。とろみもあり、ごはんによく絡みそうです。
小さな骨付き肉が2本入っていました。よく煮込まれており、スプーンでつつくと、すぐにほろほろと崩れるほど。とても柔らかく仕上がっていました。
同じようにチキンカレーにもトッピングを。より粘度のあるスープカレーだったので、野菜にたっぷりと絡みとても美味しかったです。今回は両カレーともそのままで十分に味わうことができたので、添付されていたハバネロパウダーは使用しませんでしたが、今度は是非使ってみたいと思います。
おすすめポイント
「第一北海丸」のスープカレーは、具材のメインとなる鶏肉や角煮だけではなく、レトルトなのにジャガイモや人参が含まれていて価格以上の価値を感じました。スープは濃い味付けですこしぼんやりとした印象ですが、野菜の旨みを感じることができました。レトルトにしては珍しく辛味調整のためのハバネロのパウダーがついているので、それぞれ好みの味わいで楽しむことができます。
参考:商品サイト
⑪北海道産直グルメぼーの(北海道)
北海道産直グルメぼーのは、楽天市場で運営している北海道の食材から加工品まで幅広く揃っているECサイトです。お手頃価格の商品が多く、北海道グルメを満喫したいときにおすすめのショップです。
お取り寄せ詳細
3種類から選べる北海道極旨スパイシースープカレー 2袋1,080円(税込、送料無料)※レトルト
※やわらかチキン、とろとろ角煮、旨味凝縮ホタテから2種類(同種類も可能)を選ぶことができます。
配送については、注文から3日~10日で発送と明記されています。
パッケージ
かわいらしいメッセージやイラスト満載のパッケージで、常温配送で届きました。これなら贈答用にも問題なし!
箱にぴったりのサイズのカレーが2袋と、作り方について書かれた説明書が入っていました。カレーの種類については、パウチ袋に賞味期限と合わせて印字されておりわかりやすかったです。今回はチキン、角煮、ホタテのうち、スープカレーの定番であるチキンとせっかく北海道の食材を扱うサイトだったので、ホタテをチョイスしました。
調理
湯煎をして6分温めるだけで、食べられます。別途野菜等を添える場合には、素揚げがおすすめとのこと。
いざ!実食!
まずはやわらかチキンのスープカレーからお皿に盛り付けて、いただきまーす。
大きな骨付きチキンが目を引きます。他には人参やジャガイモなどの野菜も入っています。お手頃価格なのに、このボリュームは嬉しいポイント。
大きな骨付きチキンは、スプーンで持ち上げようとするとほろほろと崩れてきます。とても柔らかく仕上がっていました。スープにもチキンの旨みを感じることができましたが、少し塩辛い味付けでした。ご飯はすすみそうですが、もう少しチキン以外の旨みが感じられたいいのになと思いました。
チキンは大きかったのですが、色味があまりなく見た目がとてもシンプルだったので、野菜をトッピングしてみました。塩辛いスープだったので、野菜を添えることで少し塩辛さが緩和されてよかったです。
スープは少しとろみがあり、ご飯によく絡み食べやすかったです。もう少し辛さがあるといいかなと思いました。
続いて、旨味凝縮ホタテのスープカレーをお皿に盛り付けて、いただきまーす。
シンプル。チキンが大きかったので、お皿に移した時の見映えはホタテのほうが少し劣ります。
スープカレーの中にごろりと大きめのホタテが1つ入っています。人参やジャガイモなどの煮込まれている野菜は、チキンのスープカレーと同様です。
チキンと同様に塩辛さはありますが、ホタテの旨みがスープにも染み出しています。スパイス感も軽く、チキンよりもホタテの香りと旨みを感じることができました。
チキン以上に見映えが寂しかったので、こちらにも野菜をトッピングしました。旨味凝縮ホタテのスープカレーをお取り寄せする際にはボリュームも出ますし見映えも良くなるので、事前にトッピング用の野菜を用意してから温めることをおすすめします。
とろみ具合はチキンと同様でした。ご飯と一緒に美味しくいただきました。
おすすめポイント
レトルトタイプで調理が簡単なので、自宅にストックしておくと重宝しそうです。スパイスは控えめで、チキンやホタテなどメインの具材の味を感じるスープになっており食べやすかったです。シンプルな味わいなので、自分でアレンジして味わうとカレーの味わいが広がりそうです。
参考:商品サイト
【シーン別】おすすめのスープカレー5選
【リモートワークの1人ランチのとき】には、麻布十番薬膳カレー新海のスリランカ風薬膳スープカレー
電子レンジで気軽に調理ができて、運動不足になりがちなリモートワークでも罪悪感が生まれにくい体によさそうな味わいが楽しめます。
【簡単調理で豪華なカレーディナーにしたいとき】には、カリーヤ!コングのハンバーグの冷凍スープカレー
事前に解凍せずとも、野菜などを別に料理する必要がなく袋ごと15分湯煎するだけでごろごろ野菜の大きなハンバーグの入ったボリューム満点のスープカレーを味わうことができます。そして、味もさすが!食べログ札幌市スープカレー1位も納得の美味しさです。
【なんだか体が疲れてるなというとき】には、マジックスパイスの医食同源SPカレー
ベーシックなスープカレーだけでも、適度な発汗と体が軽くなるような味わいのマジックスパイスのスープカレー。そこへさらに栄養満点のタモギダケやマイタケ、ブロッコリー、黒ニンニク、麻の実が入っており食べるだけで体がリセットされるような気持ちになります。
【お腹ぺこぺこ、がっつり食べたいというとき】には、ハンジローの骨付きチキンのスープカレー
味わいも抜群の大きな骨付きチキンでボリューム満点。できれば解凍してからのほうが、しっかりチキンが温まりおすすめですが、一度ある程度湯煎してから別の鍋で温める方法をとれば解凍していなくても美味しく食べられます。女性であれば2人でシェアしても満足できそうなボリュームです。
【晩酌しながらビールと一緒に味わいたいというとき】には、薩摩剛屋のとろとろ豚なん骨スープカレー
まずはビールと一緒に付属の野菜をカレーにつけながら、さらにはとろとろに煮込まれている豚なん骨をほぐしながらおつまみとして楽しめます。最後にスープカレーとして味わえば、〆のカレーにもなりおすすめです。
以上お取り寄せスープカレーの実食レポートでした!参考にしていただき、ご自宅で美味しいスプカレーを味わってみてくださいね。